038006 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ちゃちゃの足跡

ライン5

2001年9月11日(火曜日)
 横浜市神奈川区の済生会神奈川病院にて2732gで生まれる。
 コシ産婦人科が病棟建て直しの為、違う病院での出産になった。
 お昼過ぎに看護婦さんがきて「急なオペが入らなかったら1時に降りて
 2時から出産ね」って言い渡された。
 1時になって弾性ストッキングなるものを大きなお腹と戦いながら履いた。
 ふぅ、やっと終わったら「ごめんオペが入っちゃった、時間は分かんないから待っててね?」

 間が抜けてしまったような感じだった。
 そしてそのときは突然やってきた 
 「いくよーーー」いいのかそんなんで??
 ストレッチャーに乗って下に降りてオペ室に入って
 「じゃ、neneさん帝王切開ですー。お願いしまーーす」元気だなー。
 
 ベットに寝かされて上の電気がドラマのようにパンパンパンって点いて
 あれはちょっと怖いです。だって半身麻酔で胸から上は元気なんだもん。
 
 何となくおぼろになってきた時に元気な声が聞こえた。ちゃちゃ
 3人目にして初めて出てすぐに泣いた!
 助産婦の横溝さんが拭いて連れて来てくれた。
 「元気な男の子だよ!触ってみて」
 これもビックリした。
 「触っていいんですか?」
 3人目で赤ちゃんに触ったのも初めて…。
 生暖かくってちっこく丸まっていておまけにウンチついていて(笑)
 すごく感動して涙が止まらなかった。
 そして安心したのか深い眠りについた…。
 
 呼ぶ声で気がついた。ベットの周りには家族がいた。
 ただ1人、右の縁に来ていたこっこはメモしていたけどなんだったか分かない。
まだ麻酔が切れてなかったから。
 あとで枕元にあったメモにはこう書いてあった。
 「お母さん、がんばったね。はやくよくなってください。
あかちゃんかわいかったよ。ありがとう」
 再び涙が出たのは言うまでもないかな。



© Rakuten Group, Inc.